矢来能楽堂での吟松会公演は盛況理に終了しました。
さる20日はお彼岸にもかかわらず20名以上の方々が矢来能楽堂へ来場され、『西行桜』を鑑賞されました。これは11時半開演予定でしたので、午前10時からすでに他の演し物が始まっていましたが、西行桜に間に合えばいいかと少し早めの11時5分ごろに会場へ到着したのですが、すでに座席は一杯。仕方ないので、皇室の方などがお見えになった時に使う御簾の間から鑑賞させてさせていただきました。シテには、来月19日に講師をお願いしてある横井徹氏、そしてワキ方は、重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)、1996年紫綬褒章受章, 2002年日本芸術院会員という宝生閑氏という舞台、80分近くに及ぶもので、あらためて我が国の伝統文化の奥深さを感じたひと時でした。
来月19日の『能を楽しむために―基本の「基」を知っておこう―』の前段として観ていただこうということで、吟松会の主宰者のご好意で招待してくださった次第。貴重な機会を提供してくださったことに感謝です。
仕舞より
公演舞台を2枚だけ
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