2009年8月22日土曜日

芸術の秋、第2弾

  リベロ四重奏団のコンサートのご案内です。

  英語では、Libero String Quartet です。  

  ここは、毎年、春と秋の2回、ルーテル市ヶ谷センターで定期的にコンサートを行っています。ここのリーダーはチェロの福村忠雄さんです。福村さんは、現在は東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーです。私は、このクヮルテットのファンにいつからなったかというと、これはだいぶ前で憶えていません。

  しかし、リベロの演奏を聴くようになったのは、武蔵大学で学生が組織したテーネ室内管弦楽団のviolin, violaのtrainerとして来られた松沢久美子先生に由来します。わたしは、このテーネの創立以来、武蔵大学をやめて名古屋の大学へ通い始めるまで、すなわち1980年から2000年3月までの間、ずっと顧問をしておりました。松沢先生と福村先生は長い間オケで活躍する傍ら、クヮルテットの演奏活動をされていて、福村先生をチェロのトレーナーとして武蔵へ引っ張ってきてくださったのです。4,5年前からお二人を含めたリベロ四重奏団をあらたに結成され、聴かせてもらうようになったのです。

  松沢先生は、ヴァイオリンのトップを務めておられましたが、昨年の春に引退されてしまいました。その後任が浜野考史さんです。この方も素晴らしい演奏をされる方です。 セカンドヴァイオリンを弾いている葛西理恵さんもいつも東フィルの定期演奏会で板に乗っておられます。ときどきお会いして貴重なリハでの指揮者のお話などをきかせてもらっています。もちろん素敵な演奏をなさる方です。

 今回は、他ではます聴けない曲を集めて演奏なさいます。これらの曲の編成意図を福村さんに伺いたいと思っているのですが、東フィルというところはむちゃくちゃに忙しくなかなか時間もなく未だ意図を伺うことができないでおります。でも聴いて良かったと思うこと間違いなしのコンテンツです。私は彼のこれまでの選曲の実績によって保証していいと思います。

 私はもちろん聴きに行く予定です。どうぞお付き合いください。私に連絡くださればチケットの手配できます。

  

 

  

2009年8月11日火曜日

芸術の秋、もう間近か?




 すでに立秋を迎えましたが、毎日熱帯夜の状況です。しかも台風と地震ときては、われわれにはどうすることもできませんね。

 今朝はこの寝苦しい日々を耐えれば、芸術の秋、食欲の秋もますます楽しみも増すのだと前向きになれる情報をお伝えしましょう。

1.CCCFは、いまから8年前の2001年4月に工学院大学で「演出家からみたコミュニケーションについて」と題して語って頂いたのが、当時すでに頭角を現しつつあった演出家三輪えり花さんで、以後数回にわたって講師をお願いしてきました。
 今回は、その三輪さんの公演情報です。
http://members.jcom.home.ne.jp/yours/

2.昨年5月に東大一条ホールでの「癒しについて」の小川宏さんの講演とハープとフルートの演奏をされたHarpist松本花奈さん初のCDが、いよいよ今月25日に発売が決定したとのお知らせと、発売記念リサイタルが音楽の友ホールで開催されるというお知らせです。
http://www.geocities.jp/kanaharp/

3. ビーズ織りの第一人者であるサコタカコさんは、昨年10月に英国Alexandra Palaceにて開催された国際アート展に我が国初の招待作家として選ばれ、多くの作品を展示されてきました。その様子は、http://www.beadsori.com/ をご覧ください。

 そして9月18日から23日までは、銀座ミキモト本店6Fホールにて『サコタカコ作品展―ビーズの織りなす美の世界』が開催されます。
http://www.mikimoto.com/jp/store/store_honten.html

 ここでの話題は、イギリスでの展示の目玉として2年余の歳月をかけて完成した等身大の能衣装、船弁慶「静御前」は、尾上菊之助丈の舞台衣装を模したもの。使用ビーズ120万粒で226色のビーズを織り込み、総重量は14kgという作品の凱旋公開となります。
  
 以上、それぞれ3件については、今後も詳報が分かり次第お知らせする予定です。