2012年12月10日月曜日

日本酒にまつわる伝統文化に親しみましょう!


CCCF2013新春セミナーのご案内

 すでに今年も残り少なくなりましたが、来年の新春セミナーのご案内です。

浅草の老舗『茶寮一松』の特別に板長さん肝入りの料理を食しながら、福井の銘酒「白龍(はくりゅう)」の吉田酒造の社長であり女将も務める超多忙な吉田由香里さんを遠路福井からお招きしての新春にふさわしい贅沢なセミナーです。

CCCFの日本文化を追究する一環として相応しいものと自負しております。そして実際に出荷早々の新酒を何種類かを我々のためにお持ちいただき飲み比べ出来ることになりました。

原料のコメ作りから醸造、そして販売までを一貫して行っている蔵元はいまや貴重な存在です。しかも原料としての山田錦はご主人である会長吉田智彦氏が率先して有機の土づくりから刈り取りまでされております。女将さんの話には、これまで知らなかった我が国固有の文化を理解するには絶好なお話を伺えるものと思います。どうぞご期待下さい。                              

 
                記
テーマ:、『料亭で福井吉田酒造の新酒を楽しむ会
        ~蔵元の女将さんの話を聴きながら~
                                   
日時:2013127日(日) 午後130分~午後4
                    (受付開始:午後1時より)
 場所:浅草 茶寮一松 
   
 住所:東京都台東区雷門1-15-1
  交通:地下鉄銀座線/浅草線浅草駅下車 徒歩数分
   地図はこちら 

参加費:6,000   申込期限:2013121日(月) 
      だし、webでのお申込みが定員になり次第締め切ります。
からお申し込みください。
 問い合わせも同じく上よりお願いたします。

 
 

2012年4月6日金曜日

能を楽しむために


CCCF2012セミナーのご案内

CCCF2012の第一回のセミナーは、昨年に予定しておりましたものが震災のために延期せざるを得なくなったものを、やっと実現することになりました。

テーマ:
 『能を楽しむために---基本の「基」を知っておこう---

講師にお迎えするのは、すでにお知らせしたとおり、宝生流師範の横井 徹さんです。

セミナー終了後には、講師も交えての交流会も計画しておりますので、ぜひご参加ください。セミナー会場は昨年と同様、武蔵大学で開催したします。



【プログラム】

1回は、先月20日に矢来能楽堂での西行桜の舞台を観賞いただきました。



第2回:『能を楽しむために---基本の「基」を知っておこう---

 

日時:2012419() 午後630分~8

場所:武蔵大学 8号館 8604教室 

参加費:一般 1,000円  学生500

講師:横井 徹(宝生流師範)

1. 能の楽しみ方

2. 舞台芸術としての能の特性、宿命

3. 能が直面する危機

4. 能を支える勧め

終了後 講師を交えて懇親パーティ:費用 \4,000-5,000(参加者数により決定)



参加申し込みは、以下のURLからお願いいたします。


なお、お問い合わせは080-5419-7781(一樂)までお願いいたします。

≪講師プロフィール≫

横井  徹(ヨコイ テツ)

宝生流師範。東京生まれ。東京大学法学部卒、八幡製鉄から新日本製鐵を経て定年退職。

親の影響で幼少から能に親しみ、学生時代は赤門宝生会、宝生流学生能楽連盟の活動に参加してかなり熱中。サラリーマン時代はほぼブランク状態が続いたが、退職後師範の資格を取得して、アマチュアながら同好の人たちの指導に励んでいる。【吟松会】を主宰して、毎年発表会を行う。シテ方として能楽協会会員に登録。                        以上


2012年3月30日金曜日

『西行桜』を鑑賞

矢来能楽堂での吟松会公演は盛況理に終了しました。

さる20日はお彼岸にもかかわらず20名以上の方々が矢来能楽堂へ来場され、『西行桜』を鑑賞されました。これは11時半開演予定でしたので、午前10時からすでに他の演し物が始まっていましたが、西行桜に間に合えばいいかと少し早めの11時5分ごろに会場へ到着したのですが、すでに座席は一杯。仕方ないので、皇室の方などがお見えになった時に使う御簾の間から鑑賞させてさせていただきました。

シテには、来月19日に講師をお願いしてある横井徹氏、そしてワキ方は、重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)、1996年紫綬褒章受章, 2002年日本芸術院会員という宝生閑氏という舞台、80分近くに及ぶもので、あらためて我が国の伝統文化の奥深さを感じたひと時でした。

来月19日の『能を楽しむために―基本の「基」を知っておこう―』の前段として観ていただこうということで、吟松会の主宰者のご好意で招待してくださった次第。貴重な機会を提供してくださったことに感謝です。

能楽堂入口




仕舞より


 



公演舞台を2枚だけ

2012年2月29日水曜日

次回のセミナーは2段構えでの開催

CCCFのセミナーでは、一つの柱として日本の伝統文化について取り上げてきておりますが、次回は、昨年4月に開催する予定で皆様にも公知したのですが、震災の影響で中止になっていたものです。
テーマは、能についてのセミナーで、大人になってから能を一度も舞台で観たこともないという方を視野に入れた、『能を楽しむために―基本の「基」を知っておこう―』というタイトルで企画されました。

 講師は、吟松会という能を演ずる会の主宰者で、宝生流師範の横井徹さんです。
 今回は2段構えというのは、まず3月20日(祝)に横井師範が演ずる「西行桜」の舞台へわれわれ希望する者をご招待してくださいます。そして、翌月4月19日(木)の午後6時30分より、それを教材にして入門的なセミナーをしていただくということになりました。
 
 このような企画は簡単に実現するものではありませんので、能がどんなものか観たこともないという方は是非ともこの機会にご参加ください。
 なお、演目の西行桜についての解説は、このご案内の最後にありますので、ご参照ください。
2段の構成は以下の通りです。

第1回舞台鑑賞:講師の横井 徹(宝生流師範)さん演ずる能「西行桜」鑑賞
第2回お話:同じく横井 徹さん

第1回詳細
日時:2012年3月20日(祝)午前10時始 
横井講師による能は11時30分開演予定。終演は13時頃。
すべての演目が終わるのは午後5時30分の予定となっておりますが、西行桜を観賞
されるだけでも結構です。

場所:矢来能楽堂  東京都新宿区矢来町60 TEL:03-3268-7311
申し込みは、コチラからお願いいたします。

第2回は、
日時:4月19日(木)午後6時30分―8時
場所:武蔵大学 8号館6F  8604教室

住所:東京都練馬区豊玉上1-26-1

4月19日セミナーの概要
1. 能の楽しみ方
2. 舞台芸術としての能の特性、宿命
3. 能が直面する危機
4. 能を支える勧め

・参加費:1,000円 (学生・院生:500円)
・締切日: 3月18日(日)正午 
参加申し込みは以下のURLからお願いいたします。
URL: https://www.supportyou.jp/ichiraku/form/16/


なお、お問い合わせは080-5419-7781 一樂まで。

    「西 行 櫻」
作  者  金春禅竹氏信(一説には世阿弥作とも)
典  拠  西行の和歌
     京都西山 西行の庵室
季  節  春

登場人物  シ テ   老木の櫻の精
      ワ キ   西行法師
      ワキツレ  花見の男
      立 衆   花見の同行者
      ア イ   西行の庵の庭番

梗  概  鳥羽上皇に仕える少壮の北面の武士として華やかな身であった佐藤兵衛(のり)(きよ)突然世を捨て、出家して西行と名を変え、西山に庵をむすんで静かに仏道の修行に明け暮れていた。しかし春にもなれば庭の櫻の花を見に俗人達が大勢押し掛けて騒がしく、これを嫌った西行は庭番に人を入れるなと門を閉めさせる。 

 折しもまた、昨日は東山、、今日は西山と盛りの花を求め廻る遊人の一団が訪ねてくる。断りたいところだが、遙々やって来た人達の花を愛する心を思えば、無下に帰すこともできない。しぶしぶ庭に入れて対面するが、少し心外の想いもあり、ふと一首の歌を詠む。

    花見んと群れつつ人の来るのみぞ  あたら櫻のとがにはありける

 今宵は花を見ながら明かそうと木の下に臥した西行の目の前に、櫻の老木の洞から白髪の老翁が現れ、今の歌を吟ずる。不思議に思って尋ねる西行に、老翁は、「櫻のとが」は何か と問い、西行の思いに対して、浮世と見るか山と見るかはその人自身の心によるもの、非情無心の草木の花にその咎はあるまいと諭す。

 自らの未熟を悟った西行に老翁は老い木の櫻の精と名のり、草木国土皆成仏の教えの有難さと西行に知遇を得られた喜びを告げ、花の名木、名所を語りながら静かに舞をまう。やがて夜も白々と明けかかり、まだ夜は深いと名残を惜しみながらいつか老翁の姿は消えて西行の夢は覚め、櫻の老木が残った。









 

2012年2月28日火曜日

新春セミナー終了報告


 今年の新春セミナーと新年パーティは、1月21日(土)にトンボ楽器製作所の真野泰治会長をお招きし、『大衆楽器ハーモニカとアコーディオンの魅力』と題して御茶ノ水にある楽器会館を会場として行われました。

 最初に、ハーモニカやアコーディオンはなぜ大衆楽器と呼ぶのか、というお話から始まり、次第に誰もが楽器の演奏者になれるというのを実際にご自分の演奏をはさみながらされ、あっという間に1時間半がすぎてしまったという感じでした。以下は当日のスナップです。





このあとは、同じ部屋においししい料理が運ばれ、そこで新年会が開催され多くの方々が参加されました。









2012年2月23日木曜日

青山学院セミナー後の懇親風景




田利先生のセミナー終了後の青学会館での懇親会風景を掲載します。

                          






2012年1月15日日曜日

1月21日(土)の新年セミナーとパーティの詳細情報が届きました。

2012年 新春セミナーの講師真野泰治さんから

曲目などの情報届きました。

年最初の楽しいセミナーと新年パーティを今週土曜日の21日に開催されることはかねて予告しておりましたが、表題のように、演奏曲目に関する情報が以下のように届きましたので、お知らせいたします。
まだ申し込みをされてない方は、準備の都合もありますので、木曜日までにエントリーをhttp://p.tl/2_TYからお願いいたします。



2012年 新春セミナー開催のお知らせ
年最初の楽しいセミナーを新春1月21日(土)に開催致します。
セミナ-終了後には新年会を兼ねた懇親会も予定していますので、皆さんお誘い合わせてお出かけください。 詳細は下記の通りです。

             記
 日時:2012121日(土)15:00開始~19:00終了予定
場所:千代田区外神田2-18-21
   楽器会館 3階会議室
   (JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」下車、徒歩4分)
アクセス:http://9199.jp/phone_page/01563004/ の地図を
          参照してください。

    
【プログラム】
『大衆楽器ハ-モニカとアコ-ディオンの魅力』
 15:00~17:00   司会 吉田康麿
  講師:真野泰治(トンボ楽器製作所会長
17:15-19:00 新年懇親会
    参加費:1,000円  懇親会費:3,000
申し込みは、こちらhttp://p.tl/2_TY 携帯はhttp://p.tl/ypOO からお願い致します。
概要:ハ-モニカとアコ-ディオンは子供から高齢者までの幅広い年齢層に大衆楽器として親しまれています。その作り手でもあり演奏者でもある真野講師から、夫々の楽器の楽しさと魅力について熱く語って戴きます。
 勿論楽器持参の実演を交えた講演をお願いしていますので、新春にふさわしい明るく楽しいセミナ-になること間違いなしです。
 当日の演奏曲目は、演歌からジャズ、タンゴ、シャンソン、ヨーデルなど多彩で、パリミュゼットの『帰ってきたツバメ』、『12番街のラグ』、『テネシー・ワルツ』などが予定されています。
 どうぞ皆さん期待して奮ってご参加下さい。お待ちしています。

講師真野泰冶さんのプロフィール:
早稲田大学第一理工学部工業経営学科卒。株式会社トンボ楽器製作所代表取締役会長/全日本アコ-ディオン連盟会長/全日本ハ-モニカ連盟会長
1902年創業のトンボ楽器は日本のハ-モニカの普及に貢献しハ-モニカ文化を作り上げ、アコ-ディオンでも日本の歴史を築き上げてきており、真野泰冶さんは永年にわたり経営者と演奏者の両方の立場から関わってきた楽器業界の第一人者です。